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夏休み台湾紀行~中正祈念堂編

2011-08-12 このエントリーを含むはてなブックマーク
ミニカーブログと自称しておきながら旅行記などを続けてしまってすみません。
さて唐突ですが『台湾』という呼称は国名でないことはご存知かと思います。所謂台湾島に住む方々を指して『台湾人』と呼ぶわけですが彼らの持つパスポートの国名表記は『中華民国』です。

201107taiwan_60t.jpg

本日はそんなちょっとお堅い話と台北周辺の建造物などの紹介を共に行ってみます。
台湾の歴史というのは非常に複雑で詳細についてはWiki(台湾)などの方が詳しいわけですが、現在の台湾の置かれている立場も複雑というか曖昧です。冒頭の中正祈念堂の画像がその複雑さを表していると思います。

201107taiwan_63t.jpg

中正というのは中華民国初代総統 蒋介石の名で「介石」というのは字(あざな)です。中正祈念堂はその蒋介石の顕彰施設です。ちょっと画像からはわからない(撮影し忘れました)のですがこのお堂の中に巨大な蒋介石の銅像が鎮座しています。

ところが実は数年前訪れたとき、このお堂の入り口は閉ざされており、冒頭画像の門の「自由広場」という文字も↓の画像のように違ったものでした。

201107taiwan_1_2.jpg

201107taiwan_1_1.jpg

理由はすごく複雑でこのブログでは紹介しきれないわけですが、簡単に言うと戦後蒋介石と共に台湾に入ってきた人達(外省人)で主に構成される国民党と、それ以前から台湾に住んでいる人達(本省人)を中心に構成される民進党という多数政党の政権交代によるものです。

元々国民党が政権を握っていたわけですが、戒厳令解除後の民主化が進むにつれ民進党が躍進し、数年前ついに政権を握りました。民進党は脱蒋介石化を進めていましたので、台湾の玄関口である中正国際空港も「台湾桃園国際空港」に名称変更したり、この中正祈念堂も「台湾民主記念館」に改称しました。

ところが2009年、国民党が政権復帰するとこの名称も中正祈念堂に戻されましたが、妥協案なのでしょうか、正門の文字は自由広場に変更されました。

この自由広場、現在は様々なイベントに利用されており、左右にそびえる立派な建物も芸術関連の省庁となっています。

201107taiwan_61t.jpg

201107taiwan_62t.jpg

そんなこんなで台湾(中華民国)の国内事情というのは複雑なわけですが、国際事情ももっと複雑だったりするわけで、中国共産党(中華人民共和国)は「台湾は中国の一部」と言ったり、台湾独立派がいたり、国民党は中華民国は中国の正当な政府でその版図は中国大陸をも含む、とか言ったり大変なわけです。
また日本は戦後台湾をどこかに返還したわけでなく、放棄しただけなのでその立場は宙に浮いてる、と言う立場であったり、実はアメリカ預かりなので事実上の帰属はアメリカだとか言う人もいたりで更に複雑。

もっとも(私の個人的感想ですが)当の台湾人の多くはそんな小難しいこと考えてる風でもなく、南国特有の明るさがあるような感じでもありポジティブな人が多い気がします。


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